お庭でくつろげるスペースがほしいときにご希望されるのが、デッキスペースです。
デッキを考えた時、大きく分けて2種類あります。
タイルデッキなのか、ウッドデッキなのかです。
*タイルデッキ
タイルデッキの特徴は、天然木のような経年劣化の腐りなどの心配がないこと。
また、夏場でも直射日光であっても比較的に快適にお使いできることです。
ウッドデッキに比較すると高価になる可能性が高い施工です。
*ウッドデッキ
最近では、天然木よりも樹脂デッキの需要が増えています。
デザイン性や管理がしやすい事が人気につながっています。
ただし、夏場は直射日光が当たる場所だと高温になる事があるので注意が必要です。
最後に
最近、ご提案することが多いタイルデッキとウッドデッキですが、
住宅の外観やお客様の生活スタイルに合わせて選択していただくことをお勧めします。
お庭の木についてお話します。
玄関まわりや主庭に立ってその家を象徴する木をシンボルツリーと呼びます。
美しい花を楽しむ木、葉の形や色を楽しむ木、樹形を楽しむ木など、
シンボルツリーの楽しみ方は様々です。
*ヤマボウシ*
5月から6月に花期があり、病害虫などが特に気にすることなく丈夫に育ちます。しっかりとした幹を上向きの花がとても上品でシンボルツリーにはぴったりの樹木です。
*エゴノキ*
花期が5月から6月にあり、小さな花芽がきれいな表情をだし、枝がよく茂るさわやかな雰囲気の樹木です。丈夫で育てやすく、手入れもあまり必要としません。
*ジューンベリー*
花期が4月から5月にあり、丈夫で育てやすい事と花も実も紅葉を楽しめるのでシンボルツリーに人気のある樹木です。
*ハナミズキ*
花期が4から5月にあり、春の日差しを受け止めてくれ、かわいらしい花が咲きます。落葉樹なため秋には葉も色づき季節を感じられるシンボルツリーとして人気があります。
*シャラノキ*
花期が6月から7月にあり、5センチほどの椿のような形の花が咲きます。庭の建物沿い、テラス周りにお勧めしています。
*オリーブ*
乾燥に強く、病害虫も特にないため、育てやすい樹木です。
地中海原産の植物なため洋風の庭にはお勧めしています。
*シマネトネリコ*
花期が5月から6月にあり、病害虫なども特になく丈夫に育ちます。
和風・洋風問わず相性がいいので、人気があります。
*ソヨゴ*
常緑高木で洋風の庭によく合います。
玄関などに植栽して視線をさえぎる役割としてよく使われます。
最後に・・・・・
シンボルツリーは家族の記念樹であり、その庭の中心となる樹木ですので、ご家族みなさまで選ぶと良いかと思います。
シンボルツリー選定のポイントは、樹形が美しい、花が咲く、実がつくなどだけでなく、季節によっての変化する樹木なのかや、今後の管理・手入れのしやすさなどを考えて決めていく必要があります。
さらに、建物との調和や隣家など周辺の景観も考慮するなどある程度年数の経ったものを植えるのが良いと思います。
庭の空間だけで植えつけ位置を考えるのではなく、リビングなどから見たときの景色なども考慮し、位置を決めると良いかもしれません。
ソヨゴ
長い柄をもった赤い実がかわいらしくなります。玄関などに使われることが多い常緑高木です。